world where it disappears

下関私生活

*

幻とは思いだった。

   

41/1000「九月の幻」 夏目杏子

2017年になって読んだ最初の本です。表紙のキャッチコピー「四十過ぎて、こんな想いするとは思わんかった・・・」という言葉に惹かれて読み始めました。文章も内容も、こういう純粋な感じ、懐かしい感じがします。

 

それにしても、さっきの別れ際の笑顔は印象的だった。今まで見たことないほどの幸せそうな、満足そうな笑顔。しかし、もうその笑顔には会えないのではないかと、ふとそんな気がした。そのとき、小夜風が耳を通り抜けた。Read more at location 436

41歳と言えば男盛り、仕事ざかり、生活も充実しているけれど、ある程度人生の終わりが見えてくる時期。

そんな主人公の松永五朗は仕事残業残業に明け暮れる毎日を過ごしている。そんなで仕事漬けの中、やたらとなついてくる後輩の橋本奈々美がちょっと気になっている。

このあたりはあるあるという感じ。なついてくる女性はかわいいもんです。主人公のおっかなびっくりという感じが、不倫になっていくかと思いきや、そうならないところが素晴らしい。これはプラトニックな純愛物語です。

純粋な無垢な魂の物語でとても爽やかです。汚れてしまっている私の魂も洗われた感じがしますね。

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 - 5年で1000冊読むぞプロジェクト

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