徳地法光寺住職から話を聞いてきた。
徳地法光寺住職から話を聞いてきた。

徳地法光寺住職から話を聞いてきた。

山口市徳地の法光寺へ。

 

法光寺阿弥陀堂に県の有形文化財の仏像があります。どこのお寺でもそうだけど、普段公開してないところの文化財は寺の奥に仕舞い込まれていていて、実物を見ることは出来ないんですよね。なのでお寺の写真だけでも写真に撮れればいいと思ってました。

 

この正面が阿弥陀堂です。駐車場に車をつけると、境内の庭で普請をしておられる人影がありました。法光寺の住職でした。こんにちは、と挨拶をして、続けて仏像を拝見できるかどうか尋ねると、快く開けてあげましょうとおっしゃてくださいました。阿弥陀堂の扉を開けてくださいましたので、正面から上がらせてもらいました。

 

実は阿弥陀堂に入る前にカメラのバッテリーが切れてしまって、スマホで撮影しようとしたのですが、こちらもなんとバッテリー切れ。準備がとても悪いです。なのでこの内部の仏像の3枚の写真は相棒がオリンパスのEPM2で撮したくれたものです。

 

こちらの住職は25代目だそうです。長い間には廃寺になっていた時代もあって、そのため東大寺とは疎遠になっているとのこと。山口市の瑠璃光寺の住職によって再興されたそうです。阿弥陀堂の中はとてもきれいに整備されていて、カビもなく古い匂いもしませんでした。でこれが文化財の仏像です。右の方から。

 

この左が重源上人。山口県の人ならそのうわさくらいは聞いたことくらいはあるだろうと思いますが、徳地といえば重源上人が東大寺再建のために木材を切り出したところ。文治二年(1186年)の話です。

阿弥陀堂の中にはお寺の歴史が書かれた紙が貼ってあって、その下には東大寺再建の頃の木材がおかれてました。それら一つ一つについて丁寧な説明もしてもらいました。忙しいのに大変ありがとうございました。一人だと住職と話をすることはないのだけど、これは相棒がいたおかげです。

 

これも文化財。阿弥陀堂の手前にある石塔。

 

説明板です。

では。