山口十境詩
山口十境詩

山口十境の詩その2氷上に暑を滌く(ひかみにしょをさく)

氷上の興隆寺梵鐘横にある、山口十境詩「氷上に暑を滌く」の詩碑です。   氷上滌暑 光凝山罅銀千疊 寒色淸人絶欝蒸 異國更無河朔飮 煩襟毎憶玉稜層 光は山罅(さんか)に凝(こ)れり、銀千畳(ぎんせんじょう) 寒色 …

山口十境の詩その3「南明の秋興」(なんめいのしゅうこう)

大内の乗福寺内にある「南明秋興」の詩碑です。「日本を訪れた明使趙秩は、文中元(1372)年冬から翌年10月にかけて山口を訪れ、その景観を十境として漢詩に詠みこみました。現在も当時の景観をしのぶことができる場所が残されてい …

山口十境の詩その10温泉の春色(おんせんのしゅんしょく)

山口十境詩のひとつ「温泉春色」の詩碑。   温泉春色 山川秀孕陰陽炭 天地鑄成造化爐 誰獻玉鴎天寶後 派分春色到東隅 山川、秀孕たり陰陽の炭 天地、鋳成せらる、造化の炉 誰か献じけむ、玉鴎、天宝の後 派分して、 …