寒いのでおでん材料の買い出しに行って、猥雑な本を読みふけった。
寒いのでおでん材料の買い出しに行って、猥雑な本を読みふけった。

寒いのでおでん材料の買い出しに行って、猥雑な本を読みふけった。

今朝は雪が舞ってました。寒いので晩御飯をおでんにすることにして買い物に出かけました。

 

寒いので外に出たくないという奥さんと携帯で電話しながら買い物。まず野菜コーナーで大根を買います。これは半分あれば十分なので、頭の方を買います。次にじゃがいも。崩れにくいメークインを。練り物コーナーでごぼう天にはんぺんを。水物コーナーで厚揚げに、こんにゃくを。

こんにゃくはいろいろある中から生芋のやつで一番安いやつを選びます。味が染み込むのでこれでオッケー。玉になった糸コンは巻きコンというのか、これは大玉より小巻のほうがいい。白いのが好みなのだけど、なかったので、黒い小巻コンニャクになった。

玉子はあるから買いません。牛すじは奥さんが食べられないので買いません。私以外にも電話をしている人がいるので特別目立たない。メモとか取っても大丈夫そうな感じ。

買い物時間は奥さんと買い物するときの半分くらいでした。いつもは食べたいものを探しながらだけど、今日はおでん材料をだけなので。

おでんを楽しみに待ちながら読んだのがこの本。

46/1000 「シックスサマナ 第27号 漢の逝き様 野良犬のように死ね! 」クーロン黒沢他

 

「僕が死んだら、死体はスワイパー村のうんこ池に捨てて、アイスの棒でも立ててください……」    2016年9月26日未明、本誌レギュラー連載陣のひとり、井上太夫こと井上力也が死んだ。  井上さんほど評価の分かれる人はいない。ある人は彼を悪魔と呼び、まるで仏を拝むように、両手を合わせる人もいた。

最近のポッドキャストでお尻の話を聞いたばかりなのだが……。シックスサマナです。東南アジアの猥雑な人たちの猥雑な人生、体験が満載です。いつもながらこういう話は外から傍観するのはいいけれど体験はしたくないです。エロい話はあるけれど内容はエロでは無い。

この号はカンボジアで死んだライター井上氏の追悼号です。この号の半分は彼のことが書かれてます。共感はできないんだけど、なんとなくわかるような気がします。

「野良犬のように死ぬ」というのはほめ言葉。糖尿病で目も見えなくて、生乾きのカビの生えたスルメを大量に食べて、亡くなるのは、他人から見たら悲惨としか言いようがないけれど、本人は納得してたような気がします。

見送った人は彼を忘れないだろうね。

この本では、彼以外の葬儀の様子も取り上げてます。韓国とかタイとかで野垂れ死にした人々、引き取り手のいない人々の。

kindle unlimitedで。買えば幸せになれるかも。380円。気になった方はポッドキャストもどうぞ。