楠の茶屋交差点からから県道29号線を宇部方面に向かうと道は右へぐっと曲がります。そのカーブのバス停の奧に瑞松庵があります。道路沿いから茅葺きの山門が見えます。山門を通りすぎてすぐ、参道を登ると駐車場があります。瑞松庵には宇部市指定有形文化財 木造聖観音菩薩立像がありますが、見ることはできません。
瑞松庵は禅宗のうち曹洞宗本山永平寺(開宗道元)に属する名刹である。応永十八年(1411)山口市小鯖の鳴滝泰雲寺の僧、定庵禅師がこの地に庵を開き、当時海内に名僧の誉れの高い師の石屋真梁(せきおくしんりょう)禅師を迎へて
開山したのがこの寺のはじまりである。(中略)
この寺はまれにみる自然美に恵まれ、訪れる人々が多く境内には県下女子教育の先がけをなした毛利勅子女史の招魂碑、
幕末の社会事業家千林尼の顕彰碑をはじめ朝陽館学頭、市川玄伯の墓、戦国末期の悲運の将、内藤元盛一族の墓などがある。(現地の説明板による)
水子地蔵。説明板にあった千林尼の顕彰碑とかはどれかわかりませんでした。
これは六地蔵。
では。
(撮影日2008.08.03)