
Google Mapによるとホテルから佐嘉平川屋武雄温泉本店までは30分でいけるはず。
余裕を持って1時間あれば着くはず。と思っていたのですが、北方駅近辺が渋滞していました。これは予約に間に合わないかも、と少し焦りました。
佐嘉平川屋はもともと嬉野温泉の豆腐屋さんだったらしいのですが、今は武雄温泉と嬉野温泉に店があります。とても人気があるので土日は何時間も待つらしいので、平日ですが、予約のできる武雄温泉本店に行くことにしました。
予約は電話で1ヶ月前にしました。今だったらいつでも空いてますよ、と言われたので、旅行の2日目の昼ご飯(朝昼兼用)にしようと思って予約は10時半にしました。
今回の旅行のメインです。旅行の良し悪しのすべてがこの食事にかかってます。

佐嘉平川屋の駐車場着いたのは10時14分です。渋滞したおかげでなかなか良い時間です。
駐車場は店の裏側で、12台止められます。この日のこの時間は空いてました。
店の前の大型駐車場は佐嘉平川屋の駐車場ではなさそうでした。(武雄温泉楼門の団体客用駐車場かもしれません)

駐車場からの入口です。大きなガラスの引き戸で中がよく見えます。入口は道路側にもう1っ箇所ありました。こちらは木の扉でした。道路から見ると建物の外観は丸く湾曲していて、まるでUFOみたいにに見えますね。
平川屋の温泉豆腐はスーパーで販売していますが、350gで50円前後の豆腐が多い中で、調理水とのセットで200円を超えるので、食べたことがない方は手が出しにくいのではないかと思います。
スーパで買った平川屋の温泉豆腐を初めて食べたとき、とろとろと口の中で溶ける食感に驚いてたちまちファンになりました。

店の裏側です。小さく見えてますが足湯があります。女性が2名入られて、入ることがためらわれて、しばらく待っていたのですが、待ちきれずに、結局入りませんでした。
佐嘉平川屋のことは2024年10月の日経クロストレンド、2024年11月のプレジデントオンラインで取り上げらています。わたしはこの記事で店があることを知りました。
佐賀の豆腐店、リブランディングで劇的V字回復 3代目社長が捨てた“常識”:日経クロストレンド

窓際に冷蔵ケースが並んでいて、中に商品が並んでいます。一番手前がアウトレット商品でした。(いわゆる見切り。さっと入ってきた女性がアウトレットの商品をぱっぱと買っていたので気がつきました。)
店員さんが出てこられたので、食事の予約をしていることを告げると、時間前ですが席に案内してもらえました。

食事の場所はさきほどの通路の奥に広い部屋でした。わたしたちは窓際に案内されましたが、どのテーブルもすでに席が準備されていました。
外の景色が見られなくてもこちらの席のほうがゆったりできそうだったのでちょっと残念でした。

窓際なのですぐ横の楼門が見えます。カーナビに平川屋が登録されてなかったので、ピンポイントはこの楼門にしました。店は楼門の横なのでわかりやすいです。

わたしたちの案内された席です。テーブルの左の方に調味料がいろいろと置いてありました。

さっそく鍋が来ました。中には調理水と2人分の温泉豆腐が入っています。まだ湧いていないので豆腐は豆腐の形を保ったままです。
食べ頃になるまで20分ほどかかるとのことでした。写真を撮ったり豆腐の話をしたりして食べ頃になるのを待ちました。

じっと待っていて、だんだん湧いてきたのですが、見ただけでは食べ頃かどうかわからなくて、案内があると老いながら通りがかった従業員さんにもう食べてよいかどうか尋ねました。

ナプキン代わりの紙の右の方に調味料の種類が書かれています。
左上から柚子胡椒、塩、下左から胡麻ダレ、ポン酢、だし醤油。

温泉豆腐が食べ頃になるまでに出てきた前菜のごま豆腐など。さっそく先程の調味料をつけて食べます。柚子胡椒と醤油ダレ。
2024年5月の地元のテレビ局の紹介記事
【OASIS~90秒の旅の記憶~】ヘルシー&ビューティ!心に沁みる温泉湯豆腐の旅。話題のスポット『佐嘉平川屋 武雄温泉本店』(佐賀県武雄市)|福岡・九州ジモタイムズ Wish|KBC九州朝日放送

これはなんだったかな。豆乳。

胡麻を擦ります。いつもだったら役目はわたしに回ってくるのですが、絵里さんが自らごまを擦ってました。絵里さん胡麻が大好きですからね。

従業員さんがそろそろいいかもということで、野菜を入れます。豆腐の角が丸くなり、溶け出して、調理水が白く濁っています。とろとろしてきてます。

次に豚肉を入れます。
豚肉をいつ入れたらよいかわからないので、しゃぶしゃぶみたいなものかなと思い、野菜が煮えた後に入れましたが、野菜と同時に入れても問題なかったような気がします。
やっと食べ始めましたが、豆腐がトロトロに溶けて、固形物と飲み物の間くらいの硬さになって、柔らかく口の中でとろけます。とても美味しいです。
レンゲですくいながら次々口に運びます。じっくり味わうこともなくどんどん食が進みます。
この間、お客さんが2組やってきました。1組は夫婦だと思いますが、奥さんに旦那さんが連れてこられた感じで、旦那さんはあんまり喜んでなかったような気がします。もう1組は女性一人のお客さんで、ひたすら味わいながら食べてました。
食事が終わって帰る時に豆腐を買って帰ったのですが、見回すとお客は女性しかいませんでした。佐嘉平川屋の女性の吸引力はすごいですね。女性客の多い店はたいがい繁盛店な気がしますね。

シメはご飯をいれておじやです。豆腐が豆乳になっておじやは豆乳の味がします。

最後のデザートです。これはなんだったか。プリンだったような気がします。間違っていたらごめんなさい。公式サイトでは食事時間は約1時間30分ということでしたが、約1時間で食べ終わってしまいました。

今回の旅のメインがこの食事で良かったと思います。ホテルでは朝食を食べなかったので、お腹の空き具合もちょうどよくて、接客も丁寧で安心感があって、温泉豆腐というほかでは食べることのできない、レア感もあってとても満足しました。
わたしたちの旅行は食事にお金をかけないので、今回のように食事目的の旅もいいものです。
今回の旅はこれで終わりです。
関門橋の工事で上りが渋滞するので九州自動車道八幡ICから北九州都市高速経由春日~観音トンネル経由で帰りました。早く工事が終わってほしいものです。
では。