反芻する夢

桟橋に着いたはずなのに、すぐ目の前には川が流れていた。川といっても海に繋がる河口なので川幅は見渡せないほど広いのだけど、その川には橋がかかっていて、橋を渡ると目の前に巨大スーパーの裏出口、商品搬入口があった。

息子と一緒にいたはずなのだけど、はぐれたのか、他の乗客もすでにどこかに行っていいて、一人で歩いていた。

その搬入口はなぜか坂になっていて、その坂を上まで登ろうとしたのだけど、急なので、息が切れて、途中で諦めて下に向かって降りようとした。

4~5歳くらい、まだ小学校に上がってない感じの小さな女の子と、男の子二人が回りで遊んでいた。

ふと気がつくと、

子どもたちが私の後ろポケットに石や泥を詰め込んでいたので、大声を上げて手を振って子どもたちを追い払う。

先ほどの川のところまで戻って、今度は右に曲がった橋の上から海を覗いていると、胸ポケットからカメラが落ちた。澄んだ水の中に落ちていくのが見えて、しばらく呆然としていたのだが、思い切って海に飛び込んだ。

冷たくて目が覚めた。

夢は反芻しないとすぐに忘れるのだけれど、反芻するたびにどこかが変わっていく。だからこれは何度目の夢なのかわからなくなっています。その次にも何か夢を見て、朝は覚えていたのだけど、今では全く思い出せません。

では。