ポストはそこに旅の月夜で 山頭火
山口市小郡総合支所前に設置してある山頭火のポストです。
俳人山頭火は全国の句友にしばしば便りを書いたので、大変ポストの世話になった一人。親友大山澄太は広島通信局員であった。縁故により当時のポストの寄贈をうけたので、山頭火の句を刻み句碑にした。(現地の説明板による)
小郡ではあちこちに山頭火の句を見ることが出来ますが、ポストに書いてあるというのは、とても珍しいのでは?。このポストは実際にはポストとして使えないので、郵便が出せません。ちょっと惜しいです。このポストに出された郵便には特別の消印を押すとかしたら面白いんじゃないでしょうか。
ポストそのものの由来は次の通りです。
昭和38年に製造され、平成7年まで広島県佐伯郡湯木町で使用されていましたが、この度、文化資料として小郡町へ寄贈したものです。昭和58年頃から、丸形ポストから角形ポストへ変更され、現在、小郡町内では大正通りに残るだけとなりました。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2008.11.14)