カクヨムの小説を読みました。
ライトノベルよりの小説群だけど、異世界物は駄目なのでラブコメを中心に読んでいます。で、最近読んだ中から5つほど紹介して見ます。
隣のお姉さんは大学生(m-kawa)
現在92話で継続中。
父親が海外勤務に母親も着いて行くことになり一人暮らしをすることになった主人公「黒塚誠一郎」高校3年生。挨拶に行ったお隣の部屋には女子大生の「野花茜」と「秋田すず」が住んでいた。同級生には仲の良い友達の「早霧誠」「霧島裕美」「冴島優」「黒川冴子」がいる。この物語はこのお隣の2人のお姉さんとの交流と、同級生との学園生活の物語です。主人公は料理がうまくてピアノが超絶弾けて、服のモデルもしている。これで学園生活が賑やかにならないわけはありません。
剃り残した髭、あるいは、女子高生の制服(しめさば)
現在26話で継続中
2才年上のあこがれの上司に振られてやけ酒を飲んだ「吉田」、は帰りに、家出中の女子高生「沙優」を拾う。只で停める代わりにやろうと言ったたのだけど吉田は「ガキは好みじゃねえ」と言ってやらない。「なにか、しておいてほしいことある?」との問いに「女の作った味噌汁が飲みたい」と言う。ありふれた出だしかと思ったけどなかなかいい。こういう出だしの場合はやりまくるか、全くやらないか。カクヨムだからやらないよね。
俺はあいつのコレクション(@hojotika)
6月18日から掲載されはじめた、つい最近の物語。
主人公渡良瀬仁は高校生で学校の寮に住んでいる。男遊びが激しいという噂の北白川唯に秘密に書き溜めていたノートを見られてしまう。彼女にまとわりつかれて絡まれるけれどなんとか逃れられている。登場人物がまだ出きってない感じ。これからが期待。
I’ll have Sherbet!(九曜)
現在90話で継続中。
タイトルに意味はあまりなさそうです。ここの主人公は高校2年生の「弓月恭嗣」。他の物語同様一人暮らしを始めることになって、アパートに移ってきたのだけど、不動産屋の手違いでダブルブッキング。ダブルブッキングされた帰国子女の「佐伯貴理華」さんと同居することになる。設定はありがちだけど、時の流れが丁寧でゆっくり進むので自然と感情移入してしまう。文章もとても柔らかくて読みやすい。1巻目がファミ通文庫で出版されていて、2巻めの出版も近そう。お薦めです。
おめでとう、俺は美少女に進化した。(和久井 透夏)
テレビを見て思いつきで作ったオムライス、ブログに載せると評判が良くて、認められる快感が楽しくなった。ブログでキャラクター設置をしているうちになぜか、女性のキャラクターになってしまった。ということで女装男子になってしまった大学生「鈴村将晴」の生活を描いてます。50話完結してますがまだ途中までしか読んでません。
どれも似たような感じで、区別がつかなくなっているけれど、サクサク読めて、次がまた読みたくなるのは共通してます。これだけにかぎらず物語を書きたい人が本当にたくさんいるのには驚きますね。なかなか読ませてくれます。生理的にだめというものはあっても、設定やプロットや文章が駄目というのは滅多にないので読んでみて損はないです。
では。