world where it disappears

下関私生活

*

究極のラブストーリー。

   

105/1000「ボヘミアンガラス・ストリート 第1部 発熱少年」 平井和正

 

2014年に亡くなった平井和正の書いたラブストーリー。彼の書く物語は全部がラブストーリーといえばラブストリー。愛が溢れているからね。この本で平井和正を知る人には理解し難いところもありそう。暴力と残虐性とで溢れているからね。

主人公は大上円。29日周期で発熱する。42度の高熱で意識が歪んだ中、ゾクに囲まれ絡まれていた美少女の百合川蛍に出会う。

平井和正が物語る主人公は常にストイックである。それはこの物語でも変わらない。いらいらする。先に進まない。それは持てる力を抑えるためのなだけど、そのストイックさが回りを巻き込んで物事を変えていく。

物語の場所はウィング・シティでボヘミアンガラスをモチーフにした「ボヘミアンガラス・ストリート」という地下街がある。タイトルは場所を示しているだけなのだけれど、象徴的な意味を持っている。華やかで幻想的なのだけど繊細で壊れやすいといったような。

まだ1巻目なのでこれは序章にすぎません。なぜ蛍は高熱を出したのか、その後でなぜ細い金色の毛が背中にはえて、抜け落ちたのか?。蛍は今からどうなっていくのか。蛍の友人の小雪との仲はどう進むのか?。円と同様に力を持つ姉妹はどうからんでくるのか。

円はどのように蛍を愛するのか?。

まだ先は長い。

kindleで540円。kindle unlimited で読めます。

 - ぼくの読書法

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