胃が痛くなりそうな時、私は神の実コーヒーを飲む。
胃が痛くなりそうな時、私は神の実コーヒーを飲む。

胃が痛くなりそうな時、私は神の実コーヒーを飲む。

5/1000 「僕のセイシュンの三、四日」 藍田うめる

 

僕の目がカーテンも閉めてない窓の外に光を見つけたような気がした。僕は立ち上がり、吸い寄せられるように窓際に立った。息苦しさから逃れたくて、僕は窓を開けた。白いものが風に揉まれて舞い落ちるのが見えた。雨はとうとう雪になった。

 

胃が痛くなりそうな時はコーヒーを飲まずに神の実コーヒーを飲みます。

 

まだ日の明けやらぬ早朝、寝起きに一杯。ビールじゃなくてコーヒーを飲みます。目覚めはいい方だと思います。なので起きてすぐなのだけど、気付けのコーヒーじゃありません。

体はまだ起きてないので、椅子に腰掛けて一杯のコーヒーをゆっくり飲みます。飲むのはレギュラーコーヒーではなくてインスタントコーヒーです。ネスレのエクセラです。入れるのは簡単です。大体1ヶ月で230gの瓶が1本空きます。

起きるのは4時頃なので、夏でも外は真っ暗です。しばらくすると夜が明けてきて、仕事に出かける時刻になると明るくなってきます。この夜明けが最近遅くなって、この2,3日はまだ薄暗いです。

休みの日も仕事の日と変わらず同じ時間に目が覚めます。というか、たいていの場合、仕事の日より早く目がさめます。今日もそんな日でした。

リラックスしているのでコーヒーはいつもより早く飲み干してしまいました。なので、続けてもう一杯コーヒーを飲みます。コーヒーを入れるのはすぐです。スプーンですくって、カップに入れるだけ、ブラックでは飲めないので砂糖を追加で入れます。

コーヒーは立て続けに三杯は飲みます。10時を過ぎてまた何か飲みたくなると、今度は「神の実コーヒー」を飲みます。以前行った、BIZEN中南米美術館で買ったやつです。

見た目はブラックコーヒーなのですが、こいつはコーヒーではありません。低脂肪、ノンカフェインなので胃が痛い時や痛くなりそうなときはこれを飲みます。不味いとは言わないまでも、美味くはないのでなかなか飲みきれません。

 

さて、神の実コーヒーを飲みながら飲んだのがこれ

「僕のセイシュンの三、四日」 藍田うめる

青春ではなくて「セイシュン」と書かれているところからあやしいですね。

最初は明るい青春の愛や恋を描いたもののようだったのが、だんだん暗く切ない、物語になっていきます。

心の闇をこれでもかと押し付けてきます。暗いといってもこれはひどい。実際にこんな男女がいるとは思われない。

男は女好きで優柔不断で人に流されやすい性格。女は残酷で利己的で強引です。最初はいかにもありそうに思えていたけれど、さすがにこれはひどい。

このひどさは私好みなので、独立系のプロダクションでぜひ映画化を望みます。文章はとてもうまい。構成力も抜群。早く読めばよかった。

kindle unlimited で。買えば600円 私は2013年6月20日に無料で買ってます。