引き続きトリム山陽コース。日陰が無くて、熱い太陽に照らされて、汗をかきかき育苗センターの前を通り過ぎて東へ向かいます。すると左手の北の山手側に円応寺が見えてきます。
寝太郎権現堂はこの円応寺の裏山にあります。上の写真の標識を左に登ります。
写真で見ると険しい山道のようですが、すぐこの鳥居が見えてきます。あたりは雑草に覆われています。
裏山の林に囲まれて昼間でもとても薄暗いです。
なんでも毎年4月の寝太郎祭りでは寝太郎像が開帳されるそうです。
山陽小野田市指定文化財
■薬師如来座像■不動明王立像■毘沙門天立像
薬師堂は、天台宗の寺院として創建後、臨済宗を経て現在の曹洞宗へと改宗した円応寺の裏山中腹にあったため、天和2年(1682)の本堂への火災を免れた。本尊薬師如来座像は高さ86cmで天平20年(748)僧行基の寄進によるもので、脇立の不動明王は高さ111.7cm、毘沙門天は高さ112.5cmで弘法大師の作であるが安置時期は不明で当初から脇立であったか解らない。3体とも桧材の寄木造りで本尊は元弘3年(1333)、脇像は宝暦5年(1755)補修が行われ、秘仏として33年ごとの開帳のため保存状態は良い。(現地の説明板による)
こちらから写真を見ることができます。薬師如来座像、不動明王立像、毘沙門天立像
寝太郎権現堂再建碑とあります。右の石碑はその時の寄付の記念かな。
2棟建物が並んでます。権現堂と薬師堂
では。
(撮影日2010.06.03)