菜香亭から車で3分ほど、すぐ近くの上竪小路沿いから目を引く大きな朱の鳥居が見えます。八坂神社の鳥居です。
車はこちらから入れないので、すぐ横にある写真館の裏から境内へ入ります。
すぐ近くには野田神社、龍福寺などがあります。そのなかでもこの鳥居のおかげで八坂神社が一番目立ちますね。
国指定 重要文化財 八坂神社本殿
本社は、今から600余年前に大内弘世が京都から勧請したもので、素戔嗚尊(すさのうのみこと) 櫛稲田姫命(くしいなだひめ)手名槌命(てなづちのみこと)足名槌命(あしなづちのもこと)を祭神としている。
社号額です。
はじめ社殿は上竪小路に建立されたがさらに水の上に社地がかえられた。その後永正16年(1519)に大内義興が大神宮を高峰山麓に建立したとき、本社もその地に移し社殿を新築した。江戸時代の末期毛利氏は社殿をこの地に移したが
本殿は永正年間に建立されたままのものである。
本殿は三間杜造りで、屋根は檜皮葺である。本殿の周囲に配されている13個の変化に富んだ蟇股は珍稀な図柄とともに室町時代の特色をよくあらわしている。
手水舎。
本社の祭礼は7月20日の夜から7日間にわたって行われるが、古来山口の祇園祭ろして有名である。大内氏の時代から伝わっている神事「鷺の舞」(山口県指定無形文化財)も、この祭りのとき奉納される。(現地の説明板による)
続きます。
(撮影日2009.01.09)