台ケ原サイホンです。石柱渓入り口に近いところにあります。石柱渓の駐車場からさらに2~3分奥にいったところにあります。。
大正4年~6年(1915~1917)にわたり実施。標高190mの「台ヶ原」は、元来灌漑が困難な所で主に畑として利用されていたが、他の高地から水を引いて水田にしようと計画され、於福村田代(現在の美祢市田代)に貯水池を作り、地下に埋設した管で山から低地に降ろし、そこから渡樋で白根川(水管橋下に流れる川)を横切り再び伏樋の入り、最終的に再び山を登り大地に吹き上げた水が台地全体に分配されるという仕組みであった。これより、台地地域に34haもの田が出来上がったのである。(現地の説明板による)
サイホンというのはコーヒーのサイホンと同じ原理で、高いところのため池の水をいったん低いところに降ろし、また場所に水を上げるという仕組みのことのようです。
駐車場もきちんと整備されています。
これ以上近づけないので。
では。
(撮影日2009.01.23)