松嶽山にある正法寺です。車で行くには道が狭くてちょっときついですが、いけないことはありません。まあ、健脚の人でも歩いて登るのはきっと無理だと思います。正法寺は、今から約千年前(正歴二年、西暦九九一年)花山法皇の開創です。
本殿。
法皇西国巡拝の折、小野田の谷山岬にて、遙かに松岳山上端雲を見、ここぞ商法興隆の地と定められ、自ら一刀三礼の十一面観音の尊像を刻んで祀られたと伝えられる。(五十年に一度開扉の秘佛)昔は本坊を中心に西ノ坊、東ノ坊、下ノ坊等十二坊が建ちならび寺僧百十数人の梵唄のひびきが朝な友なに、全山にこだまして、鎮護国家五穀成熟の礼顧が行われた。(現地の説明文による)
本殿の中。
階段わきにある林伊佐緒の詩碑。
とても目立ちます。願掛け不動明王。
この階段を登って行くと。
交通安全の菩薩があります。
山の頂上にあるので景色は抜群にいいです。厚狭の町が展望できます。見えているのは厚狭駅です。
鐘楼です。花山法王の御勅願によって天長地久の聖祥を祈り奉り鎮護国家天下安穏を祈願し奉らんが為に一条帝の正歴二年に創建せられる。(松嶽山正法寺梵鐘縁起)
水子地蔵。
本堂の左後方には水子不動尊があり、たくさんのお地蔵さんが並んでします。
ここから歩いて登るとなると結構きつそうです。この右の道を車で駐車場まで行くのが正解。
道路脇にあった説明板。
では。
(撮影日2008.08.10)