末廣稲荷神社です。といってもどこにでもありそうな名前の神社です。
場所は唐戸商店街のはずれ。
稲荷町は平家の女官が女郎となった日本最初の遊郭で、龍馬や高杉晋作も遊んでいたとか。
今でもよくみればその跡がありそうな気がしますが、その歴史を知る人は少なさそうです。
社殿の内部です。結構派手な作りですね。朱色が目に眩しい。
稲荷神社なので狛犬よろしく左右にお狐さんがいます。左のお狐さんは口に巻物をくわえてます。
右のお狐さんんには牙があるように見えました。歯が大きなだけかもしれませんが。
このお狐さんはどちらもまだ新しいもののような気がします。
参道から見た末廣稲荷神社。かつてはにぎやかだったようですが、ひっそりと、しています。参道も境内もとても狭いです。後ろの大きな集合住宅はUR。手前右は東京第一ホテル下関。空き地は駐車場になっていて、昼間でも人通りは全くないですね。
これは参道脇にある説明板です。これによると平安時代の大周4年(809年)創建の下関最古の稲荷神社ですが、昭和20年の空襲で総て焼失したそうです。
ホテルの壁に付けてある大きな説明板。晋作の愛人おうのもここの出身だとか。神社は昭和28年に復興され、昭和61年新社殿造営されたそうです。
では。
末廣稲荷神社