山口市吉敷の朝倉八幡宮です。
貞観元年(八五九)に宇佐八幡宮から勧請したと伝えられる古社である。(現地の説明板による)
参道右にある手水舎。春には桜がきれだそうです。ここの桜は「虎の尾桜」といってとても珍しいものだとか。
朝倉八幡宮には市指定登録文化財の「木造獅子頭 附納箱」 があります。
由緒書き。
狛犬。
大分丸くなってます。愛嬌のある狛犬。
拝殿です。
朝倉八幡宮は兄弟山(おとどいやま)のふもとにあります。
拝殿左上の絵。
幕末山口に落ちのびてきた三条実美ら七卿は湯田に滞在中尊皇攘夷の祈願のために、度々この社に参拝したといわれる。そのとき詠じた和歌が境内の石碑に左のように彫られている。
朝倉八幡宮にまうでて
ゆうたすきかくる祈りはうけよ神わたくしならぬ願なりけり 季知
ゆうたすきかけて祈るも一すぢにわがまごころをつくすなりけり 実美
皇の御国やすうと朝倉の神よあさゆうまもりてしかな 通禧
願ふぞよ世のうき雲を払うにはただ神風のほかなかりけり 基修
(現地の説明板による)
市内を見下ろします。
では。