坂を登って最初にあるのが「ホキ石仏第二群」です。
崖にむき出しのままかと思っていたのですが、国宝なのでさすがに屋根で雨風から保護されています。
摩崖仏は岩に絵が刻まれているものだと思いこんでいたのですが、ここの摩崖仏はものすごく立体的で、刻んだと言うより彫り込んだという印象です。
「ホキ」というのは「がけ」と言う意味の地名だそうです。これらの石仏は平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。これは真ん中の阿弥陀如来座像です。
石仏群は4ヶ所に分かれています。「ホキ石仏第一群」、これはこの第一群の上の方にあります。第一群の左の山にあるのが「山王山石仏」。そして荘厳な大日如来像の刻まれた「古園石仏」です。
詳しくはこちらから。国宝 臼杵石仏 公式ホームページ
続きます。
(撮影日2009.12.21)