長登銅山跡花の山精錬所跡です。
雨の銅山跡なんて演歌にもなりませんが、だんだん雨が強くなってきました。風もあります。
これは休憩所の屋根の下から精錬所跡を見たところ。左の桜の木が風に揺れて雨に濡れた花びらが散っています。写真に雨は写ってないですがかなり強い雨です。
精錬所跡は思ったほど広くないです。このちょうど正面の山ののり面に沿って精錬所があったと思われます。
この公園は、近代化遺産(鉱業)を分かりやすく整備した公園です。
明治25年に山陰の鉱山王と呼ばれた堀籐十郎が採掘を開始し、明治38年に花の山精錬所を開設して大正8年まで年産約20万斤を精錬しました。精錬カスのからみの携帯が、古代と違って鉄兜形をしているのが特徴で、からみレンガ造りの煙道もよく残っています。(国史跡指定地)(現地の説明板による)
「坑口 四つ留坑」動画の方で読んでいるのですが文章的にちょっとおかしいですね。
説明板そのまま書くと
落盤を防ぐための木留(きどめ)で組み立てる作業には、鉱山の盛衰がかかっており、大切な行事でした。坑口の上には化粧木が置かれ鉱山事務所からは、酒や肴が出て、坑夫全員で祝ったようです。
煙道。
溶鉱炉からでる煙を作業の妨げにならないよう外に逃すためのもので花の山頂上標高311.5mへ向かって、長さ約90m、直径約1.5mの煙道です。(現地の説明板による)
続きます。
(撮影日2010.04.19)