美祢線厚保駅から県道33号線を北上すると、左手に案内板があるので左折してしばら行くと、この案内板があります。ここから約1キロほど山に入ります。道は車1台がそこそこ通れるくらいの幅で狭いです。
これはかつての案内標識でしょうか。文久二年八月吉日と刻まれています。文久二年というと1862年です。古い!。熊野神社は「古くから修験の霊場として栄えていて、近郷からの参詣者が絶えることがなかった」(美祢市ホームページ)ということなので、そのために建てられたものなのでしょうか。
一の鳥居。右手にちょっと広い場所があるのでここに車を止めました。坂になっているので少し注意します。
参道は苔むしています。参道の左右に巨木が連なっています。参道も境内も写真で見るより薄暗くて、じめじめしています。
二の鳥居と拝殿。右にあるのが美祢市指定天然記念物の熊神社のスギです。
由緒
天歴五年紀州熊野宮より勧請。修験の霊場として知られ、西行法師も参拝して
熊野なる 御影の滝の白糸を
繰返しては けふも暮しつ
と詠んで奉納したと伝えられる。
(現地の説明板による)
社務所はとても新しい。つい最近建て替えられているようです。
狛犬。右側。
狛犬。左側。かなりの歴史を感じます。
社号額。
拝殿内部右上。
拝殿の左にあった鳥居とその奥の石碑。
続きます。