山根観音堂の後方に目通り周囲約3mをこえる楠の大木が繁っています。この楠の南側を深くえぐって、地蔵菩薩が彫られています。いわゆる立木仏で、像が彫られた後、樹が育って今は像を包むようになっています。この像は江戸時代末、周防国の所々に宿って、多くの仏像を彫った行脚僧木喰上人が彫ったものといわれています。(「ふるさと山口」)
山根観音堂のちょうど真後ろにあたります。近くまで歩いていけますが、雑草が茂って、クモの巣が張っています。ちょうど顔が隠れていてよく見えません。
左下は山根観音堂。その後ろに立っているのが木喰仏のある楠。
説明板です。
では。