藤本泉が電子書籍になっていた。
今日のこと気がついてびっくりしました。よくびっくりしてますが、こういう既刊本の電子書籍化はたいていひっそりと出るんですよね。
私はSFマガジンに掲載された「ひきさかれた街」以来のファンで、未だに紙の本を持っているくらいです。
kindleとkoboでは10月18日、reader storeでは10月28日、hontoには10月25日、パブリにはまだきてない。
驚いたことに「東京ゲリラ戦線」もあります。ただ「ガラスの迷路」がないのが残念。これもいずれ電子書籍化されるとうれしい。
藤本泉は1989年フランスで行方不明になってそれ以来何の音沙汰もない。犯罪がらみで無念にもこの世から姿を消したのか、自らの意思で消息をたったのか、もしも生きていても93歳。
彼女の小説が電子書籍で蘇ったことを喜びたいと思います。