96/1000「僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。1」赤福大和
97/1000「僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。2」赤福大和
98/1000「僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。3」赤福大和
99/1000「僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。4」赤福大和
エロいことを考えることがあっても、異性に心ときめくこともがなくなってしまった今日このごろ。なのにこの本を読むと高校生でなくてもわくわくどきどきします。胸がときめきます。
高校1年の育野耕介は自分が創設した文芸部でオタクの妄想にふけっていた。この場合の文芸部はあまり意味はない。別にどこの部活動でもいい。ビッチな少女というのは男にとっては謎の存在、対象の少女のことをあんな風にこんな風に想像しているだけである。
なのだけど、偶然ビッチな少女たちとのお付き合いが始まってしまう。耕介のことを(好きで)奴隷にしようとする学園理事の娘東雲伊吹や金髪巨乳美少女の愛沢愛羽、血の繋がらない妹のシャルテ、幼なじみの高虎天虎(天姉)、でもどの少女もビッチじゃない。
ラノベです。wikiによるとラノベの定義はさまざまで決まってないらしいのだけど、私の印象ではアニメっぽい小説で、情景描写より会話が多い。なのでサクサク読める。タイトルは長ったらしいのが多くて、この本なんかもいかにもというタイトルの付け方をしてある。
物語の舞台は異世界、転生もしくは、何かの拍子にワープして、今までと違った生活が始まる。冒険やが多いと思うのだけど、ミステリっぽいのや、SFぽいもの、学園ものもある。なんでもあり。
で、この本は学園もの。学園でいろいろな女性にからまれながらいろんな経験していくという話。ラノベでない(普通に言われる)小説と違ってとても健全。
ご都合主義ということなかれ、その世界とストーリーを素直にわくわくしながら、読むのはとても楽しいよ。
hontoで。4巻までキャンペーンで安かったので買ってみました。378円。kindleでも378円。