伝・花山法皇御陵
伝・花山法皇御陵

伝・花山法皇御陵

伝・花山法皇御陵

伝・花山法皇御陵
どうやらここが御陵のようなのですが、この立札しかないので、どれが御陵なのかよくわかりません。金網で囲まれているので、その金網の中が御陵なのかもしれません日が落ちてすでにあたりは薄暗くて、とても気味が悪いの金網の中に入るのはやめておきます。

 

伝・花山法皇御陵

あたりは枯れ葉まみれで、前日降った雪が溶けて水となって足もとがずるずるです。この場所は、七不思議の霊水のある場所から山をどんどん登ったところにあります。階段はありますがかなり急です。階段の途中に左に向かって七不思議のひとつ「役行者の力石」の案内が出ています。左に曲がらずにそのまままっすぐ上がっていくとこの金網が見えてきます。

 

伝・花山法皇御陵

花山法皇御陵の前を通ってさらに山を登ると金網に囲まれた場所があります。ここに古墳群があるようです。

 

伝・花山法皇御陵

美祢市教育委員会は昭和56年2月この四基の石積遺構の内一基(第一号)の発掘調査を行った。この遺構は一辺210cm~230cmの方形でわづかな盛土の上に人頭大の塊石を一面に覆い、その隙間には小角礫がつめられていた。主体部の土杭は110cm~95cmの平面楕円形で地山を約80cm堀り込んでいる。坑底の中央には床石(塊石)が置かれその上に滑石製の台付経筒が埋納され、経筒の周囲は坑底まで木片(小片)が充填されていた。滑石をくり抜いて作られた円筒状の筒身内には教典が炭化した状態で存在したが経文内容は明らかにすることはできなかった。また経筒は滑石をくり抜いて擬宝珠形につくられた他に類例を見ないもので、形態等から平安時代末期か鎌倉時代初期にかけてのものと推定される。(現地の説明板による)

では。

(撮影日2008.12.07)