福浦金刀比羅神社拝殿。
一の鳥居です。
福浦湾に面して鳥居が立っています。
階段がとても急なので、傾斜がゆるやかな裏参道への案内板がたてられています。確かに息がきれました。運動不足なので膝が笑いかけました。階段の右にある石の杭には「急傾斜地崩壊危険区域 山口県」と書いてありました。
由緒
文政二年 (1819年) 旧藩主毛利元義公が海防と福浦湾の繁栄を図るため、郡代水野忠実に命じて長府忌宮神社境内に祭っていた金刀比羅宮を当彦島福浦湾頭兜山(富観台)に遷座したもので、文政三年(1820年) に神殿・拝殿が完成し遷座祭を行った。その後文政十三年(1830年)には、鳥居・玉垣・狛犬・灯篭などがそろい、遷座十周年の式年大祭を挙行した。北前船入港の折、会場安全を祈祷させ、これが評判となり参拝者や寄港する船が増えて、福浦の港は大変繁盛した。又、嘉永二年 (1849年)に海防調査を命じられた吉田松陰もこの石段を登っており、南陵小田圭(長府毛利藩の儒学者)が残した碑文も歴史を刻んでいる。以来、福浦町民ならびに崇敬者は数度にわたり社殿の改修に力を合わせ、その環境を護ってきた。今日では福浦を愛する心のよりどころとして金刀比羅神社は富観台に鎮座している。(現地の説明板による)
二の鳥居。
手水舎。
拝殿前狛犬。右側です。
左側です。この狛犬たちは少しメタボってますね。恰幅があります。
裏参道入り口です。この奥に階段があります。
裏参道からのぼるとこの鳥居があります。とても古そうです。
では。
(撮影日2009.02.01)