朝が暗くなりました。走る車から見える夜明け前の空には黒い雲が広がっていて雲の裂け目から水色の空が見えています。次第に明けていく空は、次第に暮れていく空より明るく感じます。
いつのまにか9月、夜が涼しくなってきて、エアコンをつけずに済む夜が増えてきました。みなさんお元気でしょうか?。先日、発熱です!もしかしたらコロナデビュー、とラインを送ってきたHさん。王子は無事でしょうか?。少々心配しています。連絡をください。
先日のこと、人に貸していたkindle paperwhiteが 戻ってきました。2014年に買ったものですが問題なく使えます。そしてなぜか読みやすい。無印kindle と比べて何が違うのだろう。バックライトがあるので暗い中でも読めるのと、やはり文字の解像度かな。手で持っても重たくないのも良い。iPadmini4より圧倒的に軽いからね。
今のkindle paperwhite だったらもっと快適なのだろうね。
このkindle paperwhite は入院した方に退屈だろうと貸したもので、退院後はあまり会うこともなかったのでそのままになっていました。この端末はわたしのアカウントに紐づいているので、ダウンロードしたものだけが読めるようにしていました。10年も経ってしまったけれど全部読んでくれたのかな?。
ダウンロードしたものを入れ替えて読んだのは 斉藤すず氏の「由比ガ浜機械修理相談所」。
2023年の夏。僕は世間から逃げるように、鎌倉に「由比ガ浜機械修理相談所」を開いた。ほとんど客の来ない相談所。そこへある日、奇妙な男・戸川が訪れる。
由比ガ浜機械修理相談所 | 書籍情報 | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト
彼とともに現れた女性、それは人に近づきすぎた機械「TOWA」だった。戸川に手放され、居場所を失った彼女・結のため、僕は新たなオーナーを探し始める。
突然はじまった共同生活。二人の時間を過ごすなかで、僕たちはお互いを大切に想うようになっていくが――。
これは kindle unlimited で読みました。物語は今年じゃないか!。で、近未来だね。アンドロイドと人間の物語だけど、機械に心はあるのかとか、思考はAIなのかといった問題はすっ飛ばして、近未来の世界での恋愛をみさしてくれる。設定はSF、文章はラノベ、中身は普通の恋愛小説。
こういうのを読むと気持ちが軽やかになるね。そして unlimitedで読まなきゃよかったと思うんだよね。いつかまた心が傷ついたときなどに再読できるよう、買っとけばよかったと思うんだよね。
では。