下関市豊田町八道にある用水路。とよた田園空間博物館サテライトミュージアムの3番目。
掘られてといわれればそんな気がしますが、見逃せばただの穴ぼこ。
今は水路として利用されてないようなのですが、作られたときはこれがないと農業ができなかったのでしょう。
こんなとこ誰も通りませんね。静かでひっそり。
説明板です。
上八道の刳貫堤は、山中を東南に流れ木屋川水系となる谷水を、谷間に築堤して、溜池とした。この水を、反対側の開墾田に送る用水路は、この地方にはない農業用水工事である。その工法は、山中を一定間隔で縦坑を堀り、その底をトンネルで連結して水路を造っている。(現地の説明板による)
近くにある溜池からこの穴が続いています。穴の回りには囲いがしてあって落ちないようになっています。縦坑と縦坑の地下が通路でつながっていてその中を水を流したというものです。
では。
(撮影日2009.02.24)