今日はとても寒くなりました。車から降りると、冷たさに手が震え、風に耳が痛くなりました。
説明板によると、4月初旬から中旬が見頃らしいです。
1ヶ月くらい早く来たようです。
じっとよく見ないとわからないのですが、この椿の木には3輪の花が咲いていました。
寒さに震えながら、けなげにも風に揺れていました。
すぐ隣の畑では菜の花が満開でした。冬はまだまだと頑張っても菜の花がもうすぐ春だよと言っているようでした。
花のないところはまだ冬が残っています。椿が早く満開になるといいですね。
下関指定天然記念物
応徳年代(1084~1086)の頃、豊田氏の二代輔平が、この地に築地の館を構えたので、この地を館ヶ浴という。この地の丘には、京都から祇園を勧請し館の鎮守として代々引き継ぎ、十二代種長に至る。この頃この庭園用樹の椿を入手し、館の庭園に植栽したと推測される。この椿は、園芸種の咲き分けで、花色は紅白の絞り、紅・白の八重花、四月初旬から中旬頃が開花の最盛期である。樹高9.72m、樹幅9.34m樹囲1.73m、樹齢は歴史的に見て、六百年以上と推定される。右由緒にて豊田町天然記念物に指定する。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2009.03.14)