この高杉晋作の像は功山寺山門をくぐると右手にあります。
奥の駐車場からだと入ってすぐ左です。
高杉晋作回天義挙銅像
嘉永六年(一八五三)米艦四隻浦賀に来航して徳川三百年鎖国の夢破れ国論は支離滅裂我長州藩もまたその帰結を知りません。国外では欧米諸国が競って全アジアを制圧し最後の塁である我国に迫って来つつあります。時は元治元年(一八六四)十二月十五日夜半高杉先生は遂に意を決して四面の楚歌を排しこの地この処に義挙の一鞭を奮い藩内の俗論派を倒して藩論を尊皇倒幕に統一し薩・長・土の盟約を結び第二征長幕軍を長州藩の四境に迎え討って皆これを敗退させ遂に内は王権を復古して明朗闊達な大和民族本然の姿に返し外は四海を圧する明治維新(一八六八)の基を作られました。明治維新発祥の地ここ功山寺境内にこの度回天義挙像の建設成り高杉先生当時の姿そのままに只今眼前にあります。この誇りを我等永久に語り伝え言い伝えて子々孫々教育の糧に致さんと切に願うものであります。(現地の説明文による)
では。
(撮影日2008.07.22)