「トッコウジ」の淵 ふるさと小郡たずねある記100選その33
「トッコウジ」の淵 ふるさと小郡たずねある記100選その33

「トッコウジ」の淵 ふるさと小郡たずねある記100選その33

「トッコウジ」の淵

柳井田の橋から四十八瀬川沿いに上流へ向かうと、川の右には新町の住宅街が広がっています。このあたりでは蛍がいるらしく、「山口市指定天然記念物 四十八瀬川のゲンジボタル」の看板が立てられています。その看板によると柳井田附近(看板のまま)から釜ヶ淵附近のゲンジボタルは椹野川本流のゲンジボタルにも優るとも劣らないといわれているとか。

 

「トッコウジ」の淵

この看板を通り過ぎると川はぐっと左へ曲がっていきます。道は狭くなって、向こう岸から橋が架かっていいる場所にくると、直進道は舗装がなくなります。車も通れなくなるので右に曲がるしかありません。その橋から見えるのがこのトッコウジの淵です。先ほどの看板の釜ヶ淵というのがここだと思われます。

 

「トッコウジ」の淵

四十八瀬川の泉福寺橋上流にある淵。地元の年配の人はこのあたりを「トッコウジ」と呼ぶ。かつて東光寺という寺があっったのでそれがなまったものだが、この寺は元禄4年(1691)萩に同名の毛利家菩提寺が創建されたため廃止された。この淵は昔はもっと広く深く、近所の子供の遊び場で、とくに夏はにぎやかだった。(「ふるさと小郡たずねある記100選」)

 

「トッコウジ」の淵

では。

(撮影日2009.06.14)

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