晋作歌碑の横の階段の一番上には聖観世音菩薩像が奇兵隊および諸隊士の顕彰墓地を見守るように見おろしています。
維新戦争で亡くなった長州諸隊士の多くは、十代、二十代の青年だったので子孫もなく墓は無縁仏となり荒れ果てるケースが多かった。これを嘆いた東行庵三世谷玉仙は、昭和四十六年、墓地を開き各地から隊士の墓を集め、供養した。また昭和四十八年には隊士慰霊のために高さ、三メートルの聖観世音菩薩石像(鈴木知郎作)が安置された。(現地の説明板による)
墓地の中には白石正一郎の墓があります。これは昭和48年に新しく建てられたものだそうです。歴史に疎いので他には知っている名前はあまりないようです。
では。
(撮影日2008.09.13)