犬鳴の滝
犬鳴の滝

犬鳴の滝

犬鳴の滝(山口市仁保)

犬鳴の由来は、昔、座頭が隣村の篠目に行くために愛犬を連れてこの渓谷に入り、足を取られて滝壷に落ち込んで亡くなった。其れを見た犬は嘆き悲しんで、三日三晩なき通したのち、滝壷へ身を投げて主人の後を追ったという伝説から来ている。その座頭の墓といわれるものが法雲院の裏にあり、墓碑に「文政十丁亥(1827年)十一月八日、越翁大後行者、越後住、吉兵衛」と掘られている。この滝の他に、夫婦滝、瞑の淵、四望頂、競秀峰、竜宮淵などがある。また竜が住んでいたという潜竜洞は、昔からこの洞窟に入って鶏の声を聞くと目が見えなくなるという言い伝えがある。(現地の説明板による。)

 

犬鳴の滝(山口市仁保)

山口市仁保の犬鳴の滝です。
法雲院の横を通り過ぎて徳地方面に少し行くと、左に入る道と小さな建物、空き地があります。建物の前の空き地に車を止めると、目の前に、犬鳴の滝と山頭火句碑の説明板が建っています。ここから犬鳴きの滝まで山道を15分くらい歩きます。

 

犬鳴の滝(山口市仁保)

落差は25m。犬鳴の滝の手前は急な狭いがけを手すりをもって登るようになります。途中、ぐらぐらで怖い思いをしました、この更に奥に夫婦滝、曲水の滝といった滝があるようなのですが、行き止まりになっていて、道がよくわかりませんでした。手前の川を渡らずにそのまま奥にいくとあるのかもしれません。

では。

(撮影日2009.05.27)


大きな地図で見る