上竪地蔵尊縁起
この堂にアンチの地蔵菩薩は、大内弘直卿が一刀三礼して彫られた霊像で、みずから朝夕礼拝され、天下泰平家内安全を祈られたといいます弘直卿は後醍醐天皇の為に尽くした南朝の忠臣ですが、石見国で戦死しました。その後弘直の兄、大内氏二十三代の弘幸卿は茶臼山に堂宇を建立してこの尊像を安置しました。大内氏二十九代の当主政弘卿の時、一の坂の惣田に堂宇を建て本尊をまつりました。この堂は屋根を板で葺いてあったので、板堂といわれ、後にこの地に板堂の名が残りました。(抄。現地の説明板による)
残念ながら扉が開かなくて中はおがむことが出来ませんでした。上竪小路から南へ歩いて、国道9号線の地下道を渡ってすぐのところにあります。
では。