城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園
城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

旧松岡家長家門のすぐ横(西)にある宮の内線の道標には「歴史的地区環境整備街路事業」と刻まれています。

 

城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

松嘯館(しょうしょうかん)跡(旧松岡家主家跡)
旧松岡家の主家の別称で、敷地内に大きな松があり、松風の音が響いたことに由来しています。シーボルトと交流があった七代目道遠は著名な人で、各地から弟子が教えを受けに集まったと言われています。往時の松嘯館をイメージするため、この建物の間取りを平面的に表示するとともに大きな松を移植しました。(現地の説明板による)

 

城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

旧松岡家長家門。裏側から。

 

城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

この芝生広場のような場所が薬草園。

 

城下町長府 宮の内線 その2松嘯館跡・薬草園

薬草園
薬草園の所在については不詳ですが、当時の医者は庭を薬草園にしていた事例が多い事から、この場所を薬草園に見立てて整備しました。なお、武家屋敷では敷地内に、弓矢の矢とする目的で矢竹やあるいは果樹・常緑樹などが植栽され、長府は緑豊かな城下町であったようです。(現地の説明板による)

続きます。

(撮影日2009.07.27)