金田一耕助を巡る旅その6ちょと物悲しかった夕方の岡山後楽園。
金田一耕助を巡る旅その6ちょと物悲しかった夕方の岡山後楽園。

金田一耕助を巡る旅その6ちょと物悲しかった夕方の岡山後楽園。

金田一耕助を巡る旅

吉備路文学館で時間を取り過ぎて、岡山後楽園に着いたのは15時半過ぎでした。なんだか雲行きもあやしくて、駐車場に着いた時小雨がぱらついてました。あたりも薄暗くなって夕暮れが近づいているかのようでした。

金田一耕助を巡る旅

冬場は開園時間が17時まで、岡山城tの共通券を買っても時間が足りそうになかったので、後楽園だけ入ることにして、クーポンをだしてチケットを購入。ここでも2割引きでした。隣の窓口では中国語の個人の観光客がの相手で時間がすごくかかってました。こういうベタで有名な観光地は中国や韓国の観光客が多いです。中では中国の旅行会社かな、パンフレット用なのか、カメラマンがモデルを立たせて写真を撮ってました。

金田一耕助を巡る旅

入り口近辺では菊花展を開催していて、大きなハート型の菊もあって、顔出しをして記念撮影もできました。

金田一耕助を巡る旅

入り口を入ってからはなぜか左回りで庭園を鑑賞しました。茶屋があって、そこでは桃のソフトクリームを食べました。寒かったんですけどね。ソフトクリームは好物ですから。味はそんなに強烈ではなくて適度な甘さがあって旨かったです。250円とリーズナブルでした。

金田一耕助を巡る旅

園内は思ったより広くなかった。実を言うと大学1年の時、下宿先で一緒だった学生さんと夏休みに帰省がてら一緒に来たことがあるのです。役場に勤めると言っていたけど、今は付き合いはありません。愛媛県の大西町(今は今治市になっているらしい)出身のNさん、元気ですか?。その時の記憶ではもっと広かったような気がするのだけれど、記憶違いか歳による感覚の差に違いない。

金田一耕助を巡る旅

紅葉はところどころ。これは「沢の池」の中にある「中の島」

金田一耕助を巡る旅

池には鯉が泳いでました。

金田一耕助を巡る旅

傘はささずにすんでいたけれど、空は暗くて、あたりはかなり薄暗くなってます。

金田一耕助を巡る旅

池の向こう岸の築山、「唯心山」。写真ではそんなに暗くないけれど実際は、薄暗くてそろそろ閉園が近いかなという感じ。終りに近い終末感ぽい物悲しさが漂ってました。

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池の横にある「井田」。かつて園内に広がっていた田畑の名残りだそうです。

金田一耕助を巡る旅

唯心山から沢の池を見下ろすと、羽織袴、着物の男女があちこちにいて、何か催し物でもあったのかと思いましたが、なんだか観光客用のレンタルっぽい。

金田一耕助を巡る旅

唯心山をぐるっと回って降りて、南門方向へ。さらにぐるっと回って正門の近くまで戻ります。「花葉の池」には枯れた蓮の葉とほとんど動かない灰色の鳥がいて、その横の道を抜けると、薄暗い薮の奥に茂松庵があります。茶室かな。暗くてどてもないけど気持ち悪い。

金田一耕助を巡る旅

そこから薄暗い道を抜けて戻ってくると目の前に池があってその向こうに能舞台が見えてきます。このあたりは観光客もほどんどいないです。

金田一耕助を巡る旅

ということで、正門まで戻ります。沢の池です。

金田一耕助を巡る旅

正門のすぐ右にある鶴鳴館。あたりはすっかり暗くなって、先程までの小雨も大粒になって落ちてきました。予定より早いですがホテルへ向かいます。

続きます。