金田一耕助を巡る旅その1カーナビに従って行ったら、道が無くなり途方に暮れたよ。
金田一耕助を巡る旅その1カーナビに従って行ったら、道が無くなり途方に暮れたよ。

金田一耕助を巡る旅その1カーナビに従って行ったら、道が無くなり途方に暮れたよ。

神庭の滝

この17日~18日、秋を満喫する旅で岡山に行ってきました。今年は例年に無くあちこち出かけてますが、これが今年最後の旅行です。最初の計画では三段峡か帝釈峡で紅葉を見て、それから岡山に入る予定でした。ところが、紅葉情報を見ると落葉進むになっていて、時期的に遅かったようなので、これは諦めました。

で、今回は金田一耕助を巡る(ほんの一部だけど)旅になりました。わたしの年代で金田一耕助といえば、すぐ思い出すのが「八つ墓村」ですね。この物語の舞台は岡山なんですよね。吉備路文学館、後楽園、神庭の滝、満奇洞を巡りました。それと旧閑谷学校と後楽園です。この2ヶ所は金田一耕助とは関係ありません。ベタな観光地なので1回は行っておきたかったのです。

2日目、いつもより1時間遅い7時から朝食をとり神庭の滝へ向かいます。神庭の滝といってもわからないと思いますが、映画八つ墓村の冒頭で落武者が登っていた滝だそうです。神庭の滝には昔から大阪大学人間科学部の比較行動実験施設があって猿を餌付けしています。この日は残念ながら猿を見かけることはありませんでした。高崎山はボスのベンツのことでニュースになっていたけど、ここの猿は観光の目玉になっているわけではないのであまり知られていないと思います。受付のところに猿の写真と今日は猿は出てないとの掲示がありました。

私が通っていた頃の人間科学部は心理学系、教育学系、社会学系にわかれていました。この施設は心理学系の施設で、私は社会学系だったので学生時代ここに来たことはありません。大学卒業後なんというか35年後にやっとその存在を確認した次第です。ここに来るまで完全に忘れてました。

猿には会えなかったのですが、滝を見た後満奇洞へ向かいました。映画で小梅婆さんが水中で死んでいたのがこの満奇洞の千枚田という場所です。

旅行最後の訪問地ということで多少の期待を持って車を走らせていたのですが、1時間後車がたどり着いたのは通行止めと書かれた看板の前でした。カーナビで再検索したのですが、別ルートも出てきません。では、と思って取り出したNEXUS7も場所が悪い、山の中です、LTEにつながらなくて、地図が出てきません。しばし時間が止まりました。どうしようか。このまま家に帰るか?。

山道を20分ほど戻って、大きな道に出た所でルートを再度検索してみました。カーナビにやっと別ルートが現れました。それから約15分後、別ルートの道も全面通行止めでした。唖然!。そういう情報てカーナビにのらないのね。通行止めになっていてのは脇道だったので、そのまま車を走らせました。曲がりくねった道を通って10分くらいたつと里山っぽいところに出て道がよくなってきました。このあたりでカーナビが新しいルートを見つけてくれて、今度は満奇洞にたどりつくことが出来ました。

苦労して着いた満奇洞は入口に鮮やかな紅葉の木があってとても綺麗でした。神庭の滝、満奇洞の写真はいずれアップします。

では。