興福寺本堂の前では、媽祖行列到着式を見ようとすでに人が集まっていました。
祭りの中心からは離れた場所なので、思ったよりは人は少ないですが、かぶりつきで見られるほど少ないわけでもありません。
ここでも眼鏡橋のところと同じように子供たちにお土産を配っています。司会をしているのは先ほど聞いた声と同じなので、同じ人が移動してきたのでしょうね。通路の横には下に縄が張ってあって媽祖行列到着式はこの縄の内側から見るように言われました。みなさんその言葉を守って、媽祖行列の到着を今や遅しと待っておられれます。私達も約30分、ベンチに座ったり、トイレを借りたり、話をしながら待ちました。
時間通りに行列が境内に入ってきました。
右手でビデオ撮影しながら、左手でささえての写真撮影です。ズームしたいのですが出来ません。
媽祖行列というのは「長崎に入港した唐船の乗組員たちが、江戸時代に実際に行っていた行列。航海安全の神とされる媽祖を唐人屋敷の福建会館天后堂や興福寺の媽祖堂に安置するまでの行列を再現します。」とのことです。(公式サイト)
行列が次々にやってきます。
いろんな衣装を身につけていますが、人数は多くありませんね。当時はもっと大人数での行列だったのではないでしょうか。
到着式が始まりました。司会は女性のかたが行っています。
踊りが披露されています。媽祖さまを安置するまで色んな儀式があって結構長い時間かかりました。
到着式が終わる頃にはあたりは薄暗くなっていました。ここからランタンを鑑賞し思案橋まで商店街の中を移動し、思案橋の福砂屋で会社へのお土産のカステラを買って、新地中華街に龍踊り見に行きます。
続きます。