清永安雄の「美しい日本のふるさと 九州・沖縄編」を読む。
清永安雄の「美しい日本のふるさと 九州・沖縄編」を読む。

清永安雄の「美しい日本のふるさと 九州・沖縄編」を読む。

清永安雄の「美しい日本のふるさと 九州・沖縄編」を読みました。

 

昨日の鹿取茂雄の「封印された日本の秘境」に続いて紀行っぽい本を。写真に紀行文が付いているムックぽい本ですね。紀行文といってもいいかもしれません。九州に旅行に行くときの参考にと思ってかなり前に買ってました。ついでに言うと中国四国編も読みました。

さて、この本は県別に編集されています。それぞれの県で10ヶ所ほどの風景が収められています。行ったことがある場所も多いです。だからといって旅行ガイドにあるような写真は載せられてません。

例えば福岡県の秋月。ここは秋の紅葉や春の桜が美しい季節だと思うのですが、載せられている季節はそのどちらでもないですね。ただ単に桜並木や武家屋敷群が写っているだけだけです。人の姿も一切写ってないのですが、タイトルにあるように美しい日本を感じさせる景色が見られます。

大分県の杵築。ここにも武家屋敷があるのですが、坂と階段が多い町で、●●の坂と坂に名前のついた場所が何ヶ所もあります。写真に写っている「飴屋の坂」も歩きました。結構急な坂ですが実際には登るのに疲れるほどではないですが、写真ではいい角度に写ってます。

で、ここでも五家荘が取り上げられています。「九州山地の奥には、山あいの秘境と呼ばれる集落が三つある。宮崎県の椎葉村、熊本県の五木村、そして同じく熊本県の五家荘である。」(同書より抄)

吊り橋の写真は載せられてませんが、これはもう美しい山里の写真が載っています。これは何が何でも五家荘に行かねば、という思いにさせられますね。(焼畑農業はまだ行われているのかな、柳田国男ゆかりの椎葉村にも死ぬまでには一度は行ってみたいものです。)

さて、池田信夫が今日のことブログで「EPUBリーダーは何がいいか」というエントリーを書いていました。私もいろいろ試してみたのですが、結果は紀伊國屋書店のkinoppy一択です。PCでもNexus7でもこれが最適です。

では。