工場のすぐ裏にある塩田に行ってみました。歩いても行けるのですが、車で移動しました。2~3分ほどです。雨はぽつぽつといった感じで、傘をささなくても大丈夫でした。
工場とは違って駐車場には他に車はなく、見学者もいないようでした。せっかくきたのだから塩田も見なくてはもったいないと思います。勉強にもなるしね。
横正面。鎖で囲いがしてあって、中には入れませんが全体が見渡せます。
右のほうにあったのが、この記念撮影用のブース。
こんな感じで写ります。伯方の塩の商品パッケージの中に入ってます。遠目に工場も入れて写りました。「思い出1kg」と書いてありました。
工場側から見ていると、私達を見つけたのか、遠くから係の人が歩いてきて、記念の塩をいただきました。どこから見てたんでしょうかね。目の前に来られるまで、全然気が付きませんでした。
この塩田は最初からあったものではなくて、塩田製塩の技術継承のためにプロジェクトを組んで再現されたものです。工場の中のパネルで再現の様子が展示されてました。
流下式枝条架併用塩田。資料によると 敷地面積 約2,000m2(約600坪)、枝条架 高さ5.5m 幅8m、長さ35m(15列)、流下盤 幅10m、長さ20m×4面 だそうです。
説明板は2枚、工場側と外側の2箇所に同じものが設置してありました。
横の遊歩道をぐるりと回って、反対側へ。
見た感じ左右対称で右と左の作りは同じ様に見えますね。
奥にあった小屋。「塩田ポンプ室」と表示がありました。
ポンプ室を出た塩水がここから塩田に入っていきます。流下盤の中で水分が蒸発されて濃縮されたものが枝条架の上から下に流されます。
この塩田で作られたのが、この「されど塩」という商品です。この塩はスーパーなどでは販売されてなくて、工場とネットで販売されています。150gで540円です。見学所要時間は塩田まで見て40分~80分と書かれてましたが、ゆっくり見て回ったので遅い方の時間通りでした。時刻は13時を少し過ぎたところで、お腹も空いたのでこれから下関へ帰ることにします。
続きます。