タオル美術館からしまなみ海道を通って大三島へ。
しまなみ海道は高速道路なんだけど対面通行だし道路幅が狭いんですよね。あまりスピードを出すと怖いので90km程度で走っていたのだけれど、大島を通り過ぎたあたりで後ろからものすごいスピードで観光バスが迫ってきて、追い越し車線があるところで、追いぬいていきました。
この観光バスなのですが、大三島ICを降りて伯方の塩大三島工場へ向かっているとなんと目の前を走ってました。大きな神社(帰って調べたら「大山祇神社」でした。天照大神の兄、大山積大神を祀っていて重要文化財や国宝が展示されているとかでした。寄ってみればよかった。)の近くの茶屋っぽいとこに入っていったので、昼ごはんの時間に間に合わなくて急いでいたのかもしれません。
この神社の目の前の食堂で行列ができたいた事は書きましたが、これも帰ってから調べると「大漁」という店でした。海鮮丼が安くて旨いらしい。
海の直ぐ側にある伯方の塩大三島工場へ撞きました。上の写真が工場の正面で、この写真は工場の横の面です。駐車場は広くありませんでしたが、駐車することができました。雨が降り始めていたので濡れないように小走りで工場へ向かいました。
正面入口左。外からでもソフトクリームが買えるみたいです。
その右に設置してあったチャイム。
左から順に叩くと、あのCMのメロディになります。「は・か・た・の・し・お」。
工場内は撮影禁止だったので写真を撮っていませんが、これはトイレの中です。洗面台の上に塩が置かれてました。工場見学は2階から見下ろすような形になっていました。こういうつくりはどこも共通ですね。
工場見学は個人個人が自由に見ることができるようになっていて、人が付いて案内するという形ではありませんでした。この方が堅苦しくなくていいです。見学している人は月曜だからか何十組かで混雑もしてなくて、ゆっくり見て回ることができました。
工場の中は広く、通路も広く見学通路はTの字に作られていました。製造工程のポイントポイントには説明板が置かれていて、横のボタンを押すと音声の説明が流れました。残念ながら昼休みの時間にあたってしまい機械はほとんど稼働してなくて作業の様子を見ることはできませんでした。詳しい塩の製造工程はこちらにくわしく書かれています。
初めて知ったのですが伯方の塩は、メキシコまたはオーストラリアの天日塩田塩を原料としているそうです。私は全部瀬戸内海の海水から作られてると思ってました。『化学薬品を一切使わず、「にがり」をほどよく残すために、輸入天日塩田塩を日本の海水で溶解して、ゴミ・砂を除いた濃い塩水を煮詰め結晶した塩を数日間じっくりと「自然乾燥」させます。』とのことです。
入ってすぐ受付があるのですが、これはただ人数を知らせるだけの簡単なもので、おみやげの塩がいただけます。工場見学そのものも予約もしないでOKです。この受付の後ろには伯方の塩を使った食品がお土産として売られてました。結構種類がありましたね。
で、2階へ上がる階段の手前で塩石鹸のデモをしてました。泡立っている石鹸を手につけてもらいました。これで洗うと手がすべすべになるといわれました。デモをしていたおっちゃんは販売を押し付けることもなく延々と説明をしてくれましたが、申し訳ないですが、石鹸は買いませんでした。我が家では固形石鹸は一切使わないのです。
で、手のひらはよくわからないのですが、ての甲はすべすべになったような気がしないでもありません。家人はせっかくつけたハンドクリームが落ちて突っ張ってるじゃ無いの、と言ってました。
でここでもソフトクリームを食べました。塩アイスクリーム。バニラアイス自体にも塩味がついてましたが最後に伯方の塩を二振りしてくれました。やはりちょっとしょっぱかったです。『化学薬品を一切使わず、「にがり」をほどよく残すために、輸入天日塩田塩を日本の海水で溶解して、ゴミ・砂を除いた濃い塩水を煮詰め結晶した塩を数日間じっくりと「自然乾燥」させます。』とのことです。
続きます。