本の町の殺人
本の町の殺人

本の町の殺人

13/1000 「本の町の殺人」ローナ・バレット

 

レギュラーコーヒーでは今日をやり過ごすのに十分ではないかもしれない。二倍の濃さのエスプレッソが必要だ。ただし、朝のこの時間にタールのように黒いエスプレッソを出してくれるところはストーナムにはない。Read more at location 1921

台風16号が近づいてきて、昨日から雨が降っている。今日は久々の日曜日の休日。サービス業なので基本日曜日が休日ではない。通勤は土日が車が少なくて楽なのだけど、だからといって、仕事の車がいないわけではなくて、朝の6時とは言え昼以上に渋滞することもある。メディアでは土日が休みとしていろんなニュースを組み立てているけれど、レジャーで溢れている場所で仕事をしている人がいることを忘れている。自分たちも仕事なのだけど一般人と自分たちは違うんだぞ、という感じだ。

「ニューハンプシャー州ストーナムの絵のように美しい町」でミステリー専門の古書店を営むトリシアという女性が主人公。商売は順調のはずだったのだが、隣の料理本の専門の書店の店主が殺されていたのを発見し、犯人に疑われる。料理の上手な離婚前の姉アンジェリカがやってきていやいやながらも一緒に犯人探しをするという話。古書店が舞台でも古書に関するうんちくはありません。

ニューハンプシャー州がどこかわからなかったので地図で調べると、ボストンのあるマサチューセッツ州の北にある州だった。西がバーモント州、東がポートランドのあるメイン州。一部カナダに接している。google mapsでみると大と海の写真ばかりで町並みがよくわからないけど、都会ってほどでも田舎すぎるってほどでもなさそう。行ったことがないので全くわからないけど。

このストーナムという架空の町にはモデルがあるそうです。イギリスのヘイ・オン・ワイという町だそうです。

読むのに時間がかかったけど本格的なミステリーです。最初はトリシアが好きになれなかったけど、アンジェリカのおかげで好きになれましたね。

kindle unlimited で。買えば950円。