広島の花と石を見る秋の旅 その4夢のつり橋
広島の花と石を見る秋の旅 その4夢のつり橋

広島の花と石を見る秋の旅 その4夢のつり橋

世羅高原農場を見た後は尾道自動車道で一気に福山まで出て、明王院で国宝の五重塔を見る予定でした。ダリヤ鑑賞でゆっくりしすぎたので(おみやげも買っちゃたし)五重塔は山口にもあるので、見たいことは見たいけど、また次回に回すことにして、福山のホテルへ行くことにしました。が、時間がちょっとありそうなので寄り道をすることにしました。尾道自動車道を通らずに山の中に向かいます。向かったのはここ夢吊橋です。

 

夢吊橋(ゆめつりばし)は八田原ダムのダム湖芦田湖にかかる吊り橋です。

吊橋には夢とロマンがある、と思ったのはたった今ですが、橋には夢が間違いなく込められている気がします。はるか遠くを迂回しなければたどり着かない、空を飛んだり、船を漕ぎ出さなければたどり着けない向こう岸。橋さえあればあっという間に渡ることが出来ます。橋の下ははるか深い谷底だったり、流れの早い川だったりします。その橋の先、キシの向こうには夢やロマンが広がる世界があります。ありそうな気がします。インディージョンズなんかではそう。

 

夢吊橋と言えば大分県の「九重夢大吊橋」は橋の長さ390m、高さ173m、幅1.5m。ここの夢吊橋も巨大な橋を予想してましたが、そんなことなかった。

実は橋の造りが違うようです。「両岸の堅固な地形を利用した,塔を持たないPC吊床版橋」として世界一ということです。長さ172.6m、高さ20m、幅2.5m。

 

駐車場から夢吊橋へ行く遊歩道です。山道のようで案内板がないのでここから行けるのか不安です。

 

戻ってくる家族連れに安心してあるき出しました。歩くこと3分くらい。橋のたもとに着きました。橋から戻ってくる人が数組、橋に向かう方も数組。予想外に人がいます。山の中なので誰もいないだろうと思っていたのですが。

 

吊橋なのですが、高い塔の上からワイヤーで支えているという構造ではありません。なので歩いても揺れないしコンクリなので下が透けて見えるわけでもないので、不安定さも怖さもありありません。

 

なんとも言えない曲線を描いてます。歩いた感じでは沈んだ感じもありません。真ん中に下から支える支柱がないので見た感じ大丈夫か?、とは思いますけど。

 

幅も広いです。左の方にダムが見えます。向こう岸には駐車場がないので、こちら側から渡るのがいいと思います。往復30分くらい。

 

これも吊橋ですね。夢吊橋に向かう途中渡った八田原大橋です。ここもすぐ横に大きな駐車場がありました。

ではホテルに向かいます。