寒かったり、暖かくなったりと天気も忙しい今日このごろ、みなさんどうお過ごしでしょうか。
シーズン初めに貼るカイロを買ったのだけど(60個入)、昨日全部使ってしまったので近くのドラッグストアで追加で購入しました。「おっ、安くなってる」と喜んで買って、家に帰ってよくよく見ると、貼れないカイロでした。
ショックです。貼れるカイロはシャツに貼り付けているので、使うたびにシャツが薄くなって、最後には穴が開くので、これでいいか、と思って返品せずに、今日貼れないカイロをお腹に入れて出勤しました。
さて、最近はアマゾンプライムビデオを見ていて、本を読む時間が減って、そのうえラノベ脳になっているので、難しい文章はあまり読みたくなくて、今月読んだ本は3つのシリーズで12冊。感想メモは取っているのだけれど、思いつくままの感想なのでとりとめがありません。気になった本はアマゾンの紹介文をよんでいただくとありがたいです。
635,636,637/1000 「空戦魔導士候補生の教官1巻~3巻」諸星 悠 キャンペーンで安くなっていたので買ってみたのだけれど、歯抜け状態で安くなっていたのでコンプリートしてません。
だが、 敢えてカナタが『強さ』の中から一つを選び出すなら、心の強さを挙げるだろう。 どんな強者にも本質的に屈することのない、 不羈 の精神。自分のあるがままを受け入れ、何事にも 束縛 されない自由な心。 それさえあれば、どんな 窮地 にあっても、強くいられる。 たとえ身体的な強者の前に屈しようと、心だけは真に 屈服 することはない。(空戦魔導士候補生の教官3 位置1791)
3巻まで読んだ感じでは、英雄が他人からは裏切り者と言われながらも、卑屈にならずに敵とおのれと戦っていく物語。
人類は魔甲蟲によって地上から駆逐されて、浮遊都市で暮らしている。空戦魔導士たちがその浮遊都市を魔甲蟲の攻撃から守っている。学園浮遊都市《ミストガン》は空戦魔導士を育成している。
空戦魔導士科本科2年カナタ・エイジ17歳はその活躍によって英雄と呼ばれていたのだけれど、ある時の戦いを境に戦いを避けるようになり今では裏切り者と呼ばれている。
あることがきっかけでカナタ・エイジは 落ちこぼれ学生ミソラ・ホイットテール、レクティ・アイゼナッハ、リコ・フラメルの指導教官となった。 生徒は3人の女子でラノベで言うハーレム状態。 異世界ラノベのテンプレートといえばその通りなのだけど、安心して読めるのがいいところ。
2015年にアニメ化されているらしい。時間が余っていれば読んでも損はないかも。
638/1000 「ゼロから始める魔法の書」1巻 虎走かける 面白そうなのだけど、まずは1巻のみ。
魔法がある世界、主人公は「獣堕ち」と呼ばれる半分獣で半分人の傭兵「俺」。この俺が天才的な能力を持つ魔女「ゼロ」と出会うところから物語が始まる。主人公が人間でない所、魔女が引きこもりだったところがこの2人の旅(冒険)に色付けをしてます。これはこれからゆっくり読む予定。
639~646 「空ノ鐘の響く惑星で1巻~8巻」 渡瀬草一郎 これは剣と戦いのヒロイックファンタジー。 なのでこの物語では人が大勢死にます。ビジターに殺されたアルセイフの王を始めとして名のある人、名のない人、何百人と死にます。
想像するとものすごく血なまぐさいはずですが、グロテスクな表現があまりないのでドラマチックな筋に心躍らせながら読んでます。
主人公はアルセイフの第四王子「フェリオ・アルセイフ」。世界には5つの巨大な柱「ピラー」があって、それを守るように神殿が建てられている。このピラーからビジターと呼ばれる異世界人が現れる。
出だしを読んだときはビジターを巡る物語かなと思ったのだけど、違った。ビジターは鍵にはなるけれど、これはフェリオの成長とその回りの人々によるアルセイフ王国を巡る国盗り物語。
ビジターの一人リセリナ、フェリオの幼友達ウルク、アルセイフの敵でダブルスパイのシズヤ、アルセイフ王宮騎士団団長ウィスタルなど魅力的な登場人物がいっぱい出てきます。玄鳥といった怪しげな鳥、昇華といった人がスーパーマンになる仕掛け、おどろおどろしくてとても面白いです。
では。