下関吉田にある「法専寺の六地蔵」です。
この地蔵は幕末のころ、合宿していた奇兵隊の猛者が廃仏思想にかられ、首を切ったので「首切地蔵」とよばれている。(現地の説明板による)
今は首の中心に鉄棒をいれ、セメントで首をくっつけているそうです。
この地蔵さんは胴体にもくっつけたような跡がありますね。
法専寺の山門
これは説明板。消えかけてます。
本堂。首切六地蔵は本堂の右手にあります。
埴生口にある浄土宗の寺。吉田の領主山内家の菩提寺。慶応元年(一八六五)四月、吉田に陣を構えた奇兵隊は、法専寺を屯所のひとつに定めた、吉田の町全体を要塞化していた騎兵隊にとって、ここは南側の砦の意味ももっていた。また、隊士たちは、この裏山でイノシシ狩りをしている。現在も境内には、隊士たちが首を斬つたと伝えられる六地蔵石仏や、隊士の墓がある。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2009.01.17/01.27)