蓮台寺
蓮台寺

蓮台寺

蓮台寺

ここまで来るのが大変です。道は車1台がやっと通れるほど狭くて、くねくねしていてよそ見をすると事故しそうです。

 

蓮台寺

説明板がありました。

寺伝によると今から約一千年前、一條帝の勅使が九州筑紫に航行中、関門海峡で嵐に会い難渋した。勅使が航海の無事を一心不乱に祈願されると突然この山の上空に白蓮の花が咲き間もなく嵐が静まった。勅使の上奏を受けた花山法皇は驚いてこの地を調べたところ、山上に白蓮が咲いていた。法皇は、この白連こそ観世音の化身だとしてここに蓮台寺を建て、
十一面観音像を安置するとともに、この山を白華山と名付けた。この十一面観音像は鰐口(吉田公民館保管)とともに市文化財第一号に指定されている。また、白華山の頂上には不動明王(石造)があり、これに通ずる山道は八十八カ所の観音像をめぐるハイキングコースである。昭和五十九年蓮台寺への参道が整備され、「哲学の道」と名付けられた。竹林にかこまれた閑静なたたずまいは、ここを訪れる人の心を和ませてくれる。(現地の説明板による)

 

蓮台寺

蓮台寺までの参道は「哲学の道」と名付けられています。が、この道は哲学をするには坂が急すぎます。哲学をしながら登るのは無理。説明板にあるようになごませるどころか、距離も結構あるので途中で息が切れました。道は竹林で薄暗いところも多く、枯れ葉で覆われていたので足を踏みしめて歩かないと転びそうでした。

 

蓮台寺

本堂は正面からだと近すぎて写真が撮れないので横から撮っています。本堂の右には観音堂があります。観音堂には木造十一面観音座像があります。観音堂の扉は開けることが出来ましたが、いつも観音座像を見ることはできないようです。調べてみると年1度だけ、4月16日にご開帳されるそうです。

 

蓮台寺

下関市指定文化財(工芸品) 木造十一面観音座像

寺伝によると、西暦九八四年(永観二年)花山天皇の作とされている。像高九十一センチメートル。樟材の一木造り。頭体部共前後二枚矧。全体に菜食が施されている。(現地の説明板による)

では。

(撮影日2009.01.17)


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