東行庵の前の道から入ったところです。
この道を行くと右に長慶寺があります。少し先に高札場があります。札場のある交差点を右に折れると法専寺、常関寺に続きます。
旧街道入り口右に「吉田の一里塚」があります。
一里塚は旅人のために一里ごとに設けられたもので古くからあったらしいが、慶長九年江戸日本橋を基点として全国に整備されたという。毛利藩では萩唐樋札場を基点として主要な往還道に設置されその一つがこの付近にあったことが山口県立文書館所蔵の古地図に明記されてある。一里塚はその目印として榎が植えられてあったが、榎は大きくなり夏は暑さをしのぎ、秋はその実を食べ飢えをしのぎ、また一里ごとに建てることによって里数をしらせた。往時をしのぶよすがとして、ここに日を建て榎を植える。(現地の説明版による)
では。
(撮影日2009.01.28)