龍蔵寺にある銀杏の黄葉を見に山口市まで出かけてきました。このお寺は全体が山に囲まれているような感じがします。参道を登っていると暗い中この銀杏の黄色い葉だけが鮮やかに目に入ります。参道には風が吹くたびに揺れた枝から大量の葉が吹雪のように次々に舞い散っていました。
この黄葉をTYSが撮影に来ていました。じっとカメラを据えて長い間銀杏の落葉を撮影していました。画面に写るのはほんの数秒なんでしょうけどね。
銀杏のまわりは落ちた黄葉で埋まっていました。舞い散る黄色い葉はさらにその上に積もり続けて、あたりを黄色に染めていきます。前日の雨が残り、ぬかるんだ地面はこの落ちた葉のせいでとてもすべりやくすなっていました。
龍蔵寺のイチョウは高さ約４５メートル、根本周囲約１３メートル、地上１メートル部分の幹まわりは約８メートルあり、全国で指定されているイチョウの中でもっとも高いものです。この株は雌株で、毎年たくさんの種子をつくり、推定樹齢９００年とされ役の行者が植えたと伝えられています。（現地の説明板による）
大銀杏の頂上は本当に真上を見上げます。高いところからだと遠くからでも見えそうです。
では。
（撮影日2008.11.25）