居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅
居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

山口市阿知須の商店街から入った狭い通りの一画に旧中川家住宅があります。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

旧中川家住宅は明治30年代半ばに建築された阿知須の中でもっとも規模の大きい居蔵造の建物です。居蔵造りとは、度重なる大火に、防火に適した家をつくろと、廻船業で得た富で瓦葺き、漆喰造り等の構造で作った家です。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

会館時間は10:00~16:00、休館日は水曜、木曜、祝日の翌日、年末年始です。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

以前来たときは16:00を過ぎていて中を見ることが出来なかったので、今回はゆっくり中を見てまわりました。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

ひなもんまつりの最中ということもあって、沢山の方が見学されていました。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

弁才船や俵といった古道具などの他に、きれいなさげもん、おひなさまも展示してありました。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

また「江戸ミニチュア・小物細工展」が開催されていて、歌舞伎小屋やめし屋などのミニチュアが床の間にずらりと展示してありました。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

中川家は江戸後期から明治にかけて阿知須の廻船業の中心となった家です。瀬戸内の塩と筑後米を交換し大坂で販売し利益を上げていました。やがて汽船が登場すると酒造業に転向しました。(「阿知須の歴史と文化」山口市歴史民俗資料館)

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

旧中川家住宅は、中川家から2004年に阿知須に寄附され、同町と合併した山口市が3年かけて町民俗資料などを展示する郷土学習施設として2008年4月に開館、公開しました。

 

居蔵(いぐら)の町並み~旧中川家住宅

では。

(撮影日2009.02.13)


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