椹野川河口にかかる百間橋です。小学生の頃、自転車に乗ることを覚えたての頃、日曜日ごとにここまできて釣りをしてました。
岸壁から椹野川におりて、餌のミミズやゴカイなんぞを掘ってました。
柏崎から行く道もありましたが、寂しいので2号線の三軒屋から川の土手を走ったものでした。小学生だから細い竹を釣り竿の代わりにしていました。竹が車輪に挟まれないよう気をつけながら走りました。
1時間以上も自転車をこいでいたような記憶がありますが、地図を見ると、そんなに時間がかかったはずがありません。きっと子供にとってはすごく遠くの場所だったので記憶ではそう残っているのでしょう。
釣りを終えて、夕方薄暗くなってから自転車を一生懸命こいで帰るのですが、だんだん暗くなるのにペダルを一所懸命こいでもこいでも家に着きませんでした。すっかり暗くなって家に着くと、母親にどこまで行ってたの、と叱られたものです。
橋は当時のものではなく新しくなってるようです。干拓地の風景は今も昔もかわりませんが、今は遠くに新山口駅南口の高層ビルが見えます。年月が過ぎるのは早いものです。
ここからもっと河口に近い所に今では周防大橋がかかっています。今は車でここまで来ましたが、気持的にはやはりすごく遠いところに感じました。周りがすごく寂しいのは45年前と変わりませんね。
では。
(撮影日2009.0213)