わたしたちは、いつになったら安心して眠る事ができるのでしょうか?。
わたしたちは、いつになったら安心して眠る事ができるのでしょうか?。

わたしたちは、いつになったら安心して眠る事ができるのでしょうか?。

今日のBGMは Kali Uchis – Heladito

突然天井が落ちてきました。

これだけだと意味がわからないと思うのですが、(落ち着いた今でも)わたしにも意味がわかりません。台風や地震の災害にあった時はこんな感じなのかな、と思います。

冬の寒い日、ある休日の朝のこと。なんとなく寝室の押し入れを開けました。

押し入れの中には上の段に布団、着物を入れた衣装ケース、下の段には衣類の入った衣装ケース、掃除機、扇風機などをしまっています

胸騒ぎがしたのかもしれません。神様が開けてみなさいと言ったのかもしれません。えっ!。なんだこれは!。何がなんだかわかりません。脳が理解を拒否しています。

天井から水がしたたり落ちています。水を吸った布団からは水が溢れて中段一面が水たまりのようになっています。下の床板は水が染み込んで浮き上がって波打って黒く変色していました。

毎日押し入れを開けるわけではないので、いつから水が漏れていたのかわかりません。

雑巾とバスタオルをありったけ持ってきて溢れる水を拭き取って、布団をベランダに出して、落ちる水の下にバケツを置きます。着物、衣料品、衣装ケース、掃除機、扇風機を出します。

マンションの管理会社に電話をします。土曜日だったので直接担当者に電話しました。

濡れた布団、着物、衣料品はもう使い物になりません。着物は絵里さんが自分で縫ったもので愛着があったようです。(絵里さんは結婚前は洋裁店で働いていて和裁もできます。)大きなゴミ袋を出して全部詰め込みます。

業者さんも休みだったのですが、ありがたいことに、雨漏りの専門の業者さんに連絡がついたとのことで来ていただきました。いろいろ見てもらったのですが、原因は改めて調べないとわからないとのことでした。とりあえずは大丈夫だろうということだったので少し安心しました。

18時過ぎ、晩御飯の準備をしていると、隣の畳の間で大きな音がしました。あわてて見に行くと、押入れの天井が落ちていました。落ちた天井から断熱材がむき出しになって、ひわった断熱材の間から建物のコンクリートと配管が見えます。水もこれまで以上にどばどば落ちています。バケツの水をいったん捨てます。もうパニックです。どうしようどうしよう、名刺を見て昼に来ていただいた業者さんに電話します。

仕事を終えて家にいたということでしたが、その業者さんが再度来てくれました。ありがたいことです。今回は空いた天井から天井裏に上がって時間をかけて中を調べてもらいました。

その後、2回ほど原因を調べに管理会社、建築会社、内装会社に来ていただきました。いまは水漏れの対策工事と内装工事を待っている状態です。今でも夜になってあたりが静かになると、水が落ちて天井に当たる音が聞こえます。

畳の間は寝室にしていたので、今はすぐ隣のリビングダイニングに布団を敷いて寝ています。あれから3週間。いつになったら安眠できるのでしょう?。

では。